黒沢牧場には、牛全頭分の牛舎はありません。 放牧飼育できる環境を活かし、自然のなかで牛たちを育てています。
黒沢牧場は、和歌山の紀伊水道をのぞむ標高500mの高原にあります。草地面積は30ヘクタール。 乳牛たちは、高原の牧草地で1年中放牧されています。 太陽を浴び、海からの風を感じながら1日のんびりと過ごす牛たち。
放牧飼育は、牛舎で飼うよりも得られる乳量は少なくなりますが、自由にのびのびと育つ牛たちは、とても健康で足腰が強く、長生きをしてくれます。アニマルウェルフェア(快適性に配慮した家畜の飼養管理)の理念に則った「ストレスフリーな飼育」こそが、生乳やスイーツなど「くろさわブランド」製品の、質と美味しさを支えています。
自然のサイクルに沿い、自然の恩恵を活かした飼育スタイルは、設立から40年余りの今、環境や倫理、品質などの面において、その良さが再認識され、高く評価されています。
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