クリスマスの夜、枕もとにそっとプレゼントを届けてくれるサンタクロース。いったいどこからやってくるのでしょう?フィンランドでは、サンタクロースはロシア国境に程近い、耳の形をした「コルヴァトゥントゥリ」に住んでいて、大きな耳で子供たちの声を聞いていると伝えられています。雪で覆われた真っ白な大地、どこからかトナカイがひくソリの音が聞こえてきそうです…シャンシャンシャン♪ …特集のつづきを見る↓
- サンタさんも冬支度。
- 欲しい物は決めた?
- とっても優しい瞳が印象的
- トナカイもおめかしして♪
- アイススイミングが流行中。
- 朝の健康はここから!?
- 街はクリスマス一色に♪
- 広場に雪が積もり始めます。
- 階段も滑り台に変身です。
- 光のツリーをくぐって…
- グロッギでホッと一息。
- 街の中にスケートリンク!
- 素敵なプレゼントを探しに
- ルシア祭が始まります。
- 鍛冶場の炉の光で温まる。
- 年越しには花火で盛大に!
- 首都:ヘルシンキ
- 通貨:ユーロ
- 時差:日本より7時間遅れ
- 言語:
フィンランド語、スウェーデン語が公用語ですが、多くの場所で英語が通じます。 - Wi-Fiスポット:
ヘルシンキ市内の主な観光地やカフェでは無料Wi-Fiが利用できます。撮った写真もその場で共有できますね♪ - 冬の気候:
通常、冬季の気温は零下25~0度です。零下35~40度まで下がることもありますが、地域や時期によって差があります。 - オーロラ鑑賞:
鑑賞スポットはラップランド地方(フィンランド北部)がおすすめです。2月~3月にかけてと、9月~10月にかけてがピークシーズンです。
首都ヘルシンキから北に1,000キロ。白い大地ラップランドにサンタクロースは暮らしています。 サンタさんは今、奥さんとお手伝いをしてくれる数千人の小人トントゥ、そしてトナカイたちとクリスマスの準備に大忙し♪ トナカイの中でもひときわ有名なのは「赤鼻のトナカイ・ルドルフ」ですが、他にも白、濃い灰色、ブチなど色とりどりなんです。 サンタさんと働く雄のトナカイは体重100キロにもなります。 サンタさんと山盛りのプレゼントを乗せたソリをひいて世界中を回るのですから、たくましい体が必要なんですね。 さぁ、夢で出会ったサンタクロースに会いに行きましょう!
クリスマスの街とも呼ばれているロヴァニエミは、一年中がクリスマス!
ここに来たらサンタクロース中央郵便局を訪ねてみましょう。
●サンタクロース中央郵便局…
2011年秋、サンタクロース郵便局は20周年を迎えました。
ここでは、サンタのお手伝いをする小人トントゥたちが、サンタ宛の手紙を受け取っています。
中央郵便局には、過去20年間で世界中から約1250万通の手紙が寄せられました。
ときには子どもたちから暖かいウールの靴下やトナカイが大好きなニンジンといったプレゼントが届くことも!
手紙の送り主で一番多い国がイギリス、次いでイタリア、ポーランド、日本、中国と続きます。
サンタさんの元には実に200近い国々から手紙が届いているのです。中央郵便局は年中無休、いつでも大忙しですね。
ロヴァニエミ市内から北へ8キロ。北極圏の境界線上(北緯66度32分35秒)にサンタクロース村はあります。
ここに来れば1年中サンタさんに会う事ができます。建物を繋ぐオレンジ色の光の線(アークティック・サークル)が北極圏の境界線です。
●サンタクロース・オフィス…
村に到着したら、まずはインフォメーションに行きましょう。
サンタクロース村は北極圏の境界線上にあるので、ここで「北極圏通貨証明書」を発行してくれます(有料)。
インフォメーション棟を抜けて外に出ると、トンガリ屋根の建物が目の前に!ここがサンタクロース・オフィス。
受付でネームカードを作ってもらいサンタさんの待っている部屋へ。
優しい笑顔のあのサンタさんが、たくさんのプレゼントに囲まれて出迎えてくれます。
旅の思い出に記念撮影をパシャリ(有料)♪
●お友達にクリスマスカードを…
村にも郵便局があります。オリジナルグッズも豊富で、「サンタクロースからの手紙」を申し込むこともできます。
これは、クリスマスにサンタさんから手紙が届くと言うもの。
ここから手紙を送ることもできるので、お友達にクリスマスカードを送ったら喜ばれるかも♪オリジナルの消印も付きます。
●ここだけのとっておき♪ショッピング…
インフォメーション棟にあるショッピングセンターには、ククサやフェルト製品などのラップランドの民芸品や、
トナカイ、雷鳥、クマなどの珍しい食品が並びます。
サンタクロース村オリジナルギフトや、フィンランドの人気ブランドのアウトレット製品も手に入ります。
約30店舗のショップを見ているだけでもあっという間に時間が過ぎてしまいますね。
クリスマスの頃、首都ヘルシンキは雪に包まれます。
街は真っ白になり、通りを照らすイルミネーション、買い物客でにぎわうマーケット、ワインやグロッギ
(スパイス入りのワインにウォッカを少しプラス、アーモンドやレーズンを散らした伝統的な飲み物)の香りが活気とぬくもりを与えてくれます。
さぁ、街へ繰り出しましょう!
●セント・トーマス・マーケット…
クリスマスまでの数週間、街の中心部にオープンする露天ストリートです。
手工芸品、ランタン、クリスマスデコレーション、暖かい食べ物や飲み物を売るお店が
250軒以上も並びます。あの人も気に入る素敵なクリスマスプレゼントがきっと見つかるはず♪
●「リトル・クリスマス」のお祝い…
フィンランドではクリスマス本番の前に「リトル・クリスマス」のお祝いをします。
バーやレストランではピック・ヨウル(リトル・クリスマス)パーティーを楽しむ姿が見られます。
外気は零下10度に下がることもありますが、パーティはお祭り気分で盛り上がります。
●子どもたちのお楽しみイベント…
ヘルシンキの子どもたちは、アレクサンテリンカトゥ通りやケスクスカトゥの街角に立つストックマン・デパートのショウウィンドウが大のお気に入り。
除幕イベントを心待ちにしています。毎年趣向を凝らしたこのクリスマスディスプレイを見に、郊外から街へ出てくる家族連れもいるくらいです。
●ルシア祭(12月13日セント・ルシア・デー)…
聖ルシア・デーは、フィンランドに住むスウェーデン語を話少数民族によって守られてきた伝統的なお祝いです。
ヘルシンキ大聖堂から、新たに冠をいただいた聖ルシアが行列をなして歩きます(現在では、馬車、エルフ、サンタクロースなども参列)。
ここでフィンランドの冬を過ごすための服装についてお話しましょう。
ロヴァニエミの11~2月の積雪量は14~57cm、平均最低気温は-3.9℃~-15.1℃。
オーロラ観測の夜などはマイナス30℃前後になります。
服装の基本は重ね着。衣類には余裕を持たせて間に空気の層を作りましょう。室内と外で脱ぎ着がし易いようにするのもポイントです。
●上着…
4枚重ねにしましょう(①高機能アンダーウェアか綿の長袖 ②ウールの長袖 ③インナーダウン、セーター、フリースなど ④スキーウェア、または腰まである厚手のダウンジャケット)。風を通さずゆとりのあるものを選んでください。
●下半身…
3枚重ねにしましょう(①タイツやスパッツ ②ウールパンツやジャージ ③スキーウェアのような厚手のもの)。伸縮性のある動きやすい物を。
●帽子&マフラー&手袋…
帽子は必ず耳が隠れるものか耳当てを。マフラーはフリース素材が軽くて保温力もありおすすめ。手袋はミトン型が望ましく、大きめで中の指が動く位が良いです。
●靴下&靴…
靴下は2枚重ねで(①綿の靴下 ②厚保でのウールの靴下)。靴下の中にカイロを入れるのもおすすめ。靴はくるぶしの上まであるもので、中で指が動かせる位ゆとりのあるものを選び、裏は厚くギザギザが大きいものを。
●ボディケア…
寒い上に感想が激しいラップランドでは肌のケアがとても大事!外出の際は肌の保護にもなるのでお化粧をして、
室内でもしっかり保湿しましょう。マスカラは凍ってまつ毛が折れてしまう事もあるので注意!!